Statement

旅先や身近な風景など様々な所で撮影した写真を元に、
そこに写り込んだ見知らぬ人を描いています。

その場に偶然いた人々は、それぞれいくつもの必然的な選択がありその場に至っています。
自分が今ここにいることも、全て今までの選択の結果であると言えます。

この見知らぬ人たちがここに存在していたという事もそれぞれの選択の結果だと考えると、
一瞬を切り取ったこの風景が何か重要な意味を持つ様な気がしています。

確かに存在していたという記録と自分の記憶を合わせて、見知らぬ人々の肖像を描いています。

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